COLUMN
ハイライトカラーとは? 今注目のカラーを徹底分析!
ハイライトは部分的に明るめの色を入れてより立体感を表現
ヘアカラーメニューの中でも今、大人気なのがハイライトです。ハイライトカラーとは、部分的に明るめの色を入れてより立体感を表現することで、よりオシャレに、より躍動的に、より憧れのスタイルになります。
ハイライトの太さや量、明るさなどで印象も変わってきます。「オーダーの方法によっては失敗するかも?」と心配して、ためらってしまう人も多いのではないでしょうか?
ここでは失敗しないハイライトのオーダーの方法とオススメのヘアスタイルをご紹介します。ハイライトにチャレンジして、もっとオシャレなヘアスタイルになりましょう。
知っておきたいハイライトカラーのポイント
ブリーチしてから色を入れます
基本的にハイライトカラーは細めにとった毛束をブリーチして髪の色を明るくしてから、その上にカラーをのせていく施術になります。ブリーチした部分は明度が上がり、その上に色を重ねることで発色がキレイに出せるんです。そのため、ベースカラーとのコントラストが生まれてスタイルをより立体感に見せ、髪の動きが生まれてきます。
カラーのバランスと太さと量をしっかりと相談する
ハイライトはベースカラーとの色の差・太さ・毛束の量・入れる場所の4つの構成で仕上がりが変わってきます。ベースの髪色が暗めの場合は、明るめのハイライトカラーを入れることで明度差がはっきりして、目立ちやすくなります。それぞれ印象が変わりますので、カウンセリング時に担当の美容師とじっくり相談をしましょう。
今年オススメのレングス別 ハイライトスタイル
ショートスタイル+ハイライト
写真左
ブリーチを活かしながら透明感、抜け感を出すことで、軽やかさを表現できるショートスタイル。ウェットな束感にすることでクールな印象を与えることも出来るので、大人女性の魅力が引き立ちます。
写真右
ハイライトのコントラストを強めにすることで、より立体感が引き立ち髪のツヤ感を引き立てます。バレイヤージュでハイライトにしていくので、根元が伸びてもグラデーション効果で目立ちにくく、髪全体に部分的にハイライトが入ることで顔色を良く見せる効果もあります。
ボブスタイル+ハイライト
写真左
一見ベースカラーのみにも見える暗めのハイライトですが、良く見るとアッシュグレーの色味が入った少し太めのハイライトで、つくりすぎないコントラストがよりおしゃれ感を引き立てます。毛先を外ハネにして若さを強調すれば自然と目に留まるスタイルに変化! 若々しさに女性らしさもプラスされたスタイルに。
写真右
ゆるめのカールに細くはっきりとしたハイライトをシルバーで入れることで、より立体感が生まれ、ベースカラーが暗めでも華やかさの演出が出来ます。立体感を増すことで、透明感も表現され柔らかさが生み出され、カールの曲線と合わせて女性らしいスタイルが楽しめます。
ミディアムヘアー+ハイライト
写真左
女子に人気のミルクティーベージュ。明るめのベースに明るめのハイライトをグラデーションで入れることで、より華やかさを演出。しかも、抜け感も生まれ大き目のカールが加わることで女性としてのやさしさまで感じられます。愛され女子には必須のハイライトになります。
写真右
グラデーションカラーにハイライトもグラデーションで入れることで、髪が伸びても目立たなく馴染みやすいので長い時間楽しめるスタイルになります。少しだけ太めのハイライトにすることで、華やかさが生まれゴージャス感を演出してくれます。また、人気のミルクティーベージュにすることで、抜け感が増し、ツヤ感も出て女性の可愛さもアップしますね。
ロング+ハイライト
写真左
個性的なラベンダーカラーですが、同系色の少し明るめのハイライトを入れることで、品のある華やかなカラーが楽しめます。同系色にすることで、抜け感が増し外国人風効果が出て、注目を浴びるスタイルになります。特にロングになると、髪をまとめてアレンジしたりする機会も多くなりますが、髪を束ねた所にも色のコントラストが生まれ、束ねていても立体感を演出してくれます。
写真右
ベースカラーから明度差の少ないハイライトをバレイヤージュで入れることで、ストレートでも立体感が生まれてきます。髪をかき上げる時や、風などでなびいた時などに見える内側のハイライトが上品でオシャレなストレートを演出してくれるので、好感度なロングストレートになります。
ハイライトのオーダー方法
「ハイライトについては分かったけど、実際にどんなふうにオーダーすれば良い?」
イメージに合わせた具体的なオーダー方法を紹介していきます。
ナチュラルなハイライトのオーダー方法
ハイライトはしたいけど派手になるのはイヤ。そんな人には、ナチュラルハイライトがオススメです。
へアスタイルに自然な立体感をつくることで、乾かすだけでもキレイなシルエットに仕上がります。毎朝のスタイリングがとても簡単に楽になります。さらに、ブローやコテで巻き髪にすることで雰囲気も変わり、スタイリングが楽しくなります。
バームやワックスなどで濡れ感をつくると毛束感が出て、ちょいクール感のカッコよさも演出できるので、ぜひ試してみてください。
オーダーは「ベースのカラーとハイライトカラーの色を近めで仕上げてほしい」「仕事でも大丈夫なように、褪色したときに派手にならないようにしたい」よりナチュラルに仕上げたいときは「太さはこの位で」と伝え、カラーの場所は「全体に」「表面だけ」「顔周りだけ」「毛先だけ」など具体的にこちらの希望を美容師さんに伝えて下さい。
海外セレブ風のハイライトのオーダー方法
海外セレブ風な柔らかい透明感のあるカラーは明るめのハイライトカラーがオススメです。明るめのハイライトカラーがポイントで線上に入ることで独特の抜け感やこなれ感を楽しめます。
オーダーは「ベースのカラーをダーク系のグレージュなどにしてから、ハイライトカラーが浮かないようにしてください」とお願いすると理解しやすいですね。
グレージュとはグレーとベージュを合わせた色味でニュアンスのある人気のカラーです。ハイライトを入れたときに自然な動きを出せるのが特徴です。海外セレブ風には独特の抜け感も必要なので、グレージュに細めのハイライトがオススメです。
ただし、ハイライトをどの程度目立たせるのかによって色のコントラストが違ってきます。コントラストを「強め」とか「弱め」のほか、ハイライトの太さも重要なポイントです。ラインをどのくらい強調したいかを担当の美容師に伝えてください。
イメージをつかんだ美容師なら「この部分にこれくらい、これとこの色味を入れて、仕上がりはこんなイメージにしてみませんか?」と提案してくれるはずです。
まとめ
ハイライトカラーは立体感をつくることでヘアスタイルがよりオシャレでスタイリッシュになります。さらに、軽やかさや透明感も出てくるので髪のお悩みの解消にもつながります。
重くなりがちな太い髪や、毛量の多い方、逆に細くてつぶれてしまう軟毛の方にもオススメです。次回はデザインカラーのハイライトに挑戦してワンランク上のオシャレなカラーにしませんか?